Product
クッションタンク付き大型給湯ユニット
特 長
蒸気と水を混ぜて温水を作りタンクから各系統へお湯を供給します。
クッションタンクが解放式で、圧力容器対象外ですので定期検査等の管理コストが低減できます。
用 途
工場など浴場のシャワーや浴槽への給湯・機械洗浄・手洗いや流し台への給湯
大型給湯ユニットを使用した際の使用イメージ
大型給湯ユニットの制御盤で循環温度を設定し給湯配管を循環させます。
温水循環配管から戻ってきた温水はユニット内にある開放式タンクに戻り昇温されます。
上図のように循環先で温水が使用され、タンク内の水位が下がれば決まった水位まで再補給されます。
タンク内で設定した以上の高温(設定可能)が検知されると異常高温として補給の停止を行います。
大型給湯ユニットを用いた推奨施工例
注意事項
● 圧力変動の少ない飽和蒸気及び給水を使用して下さい。過熱蒸気を使用されている場合は、飽和蒸気温度まで下げてください。また、給水圧が極端に低下する場合は給水装置の改善が必要です。
● 蒸気配管を分岐する場合はドレンが入り込まないように、必ず上取り配管して下さい。
● 配管の要所要所や末端にはスチームトラップを設置して下さい。
● 排水管はオーバーフロー配管径より1~2サイズ大きい配管径として下さい。直接混合式ユニットの蒸気ドレンを回収する場合、トラップより出口側の配管が SUS製に変更となります(特注対応)。蒸気ドレンを回収しない場合、蒸気ドレンは高温の為、一般排水管に直接排水せず、屋外などに放出する等配慮して下さい。
● 蒸気・ドレン配管等の断熱カバーが必要な場合は現場で施工して下さい。また、ユニット内タンクは「開放式」の為、上部に空気抜き管があります。湯気が気になる場合は外部へと配管して下さい。
● 転倒防止の為、アンカー固定して下さい。
● 給湯循環の配管ルート(配管サイズ・距離・高低差)はユニットの必要流量に見合った状況かを確認して下さい。
※場合によってはポンプ能力の変更が必要となる場合があります。
● タンク内温度を55℃以下でご使用される場合や、ユニット稼働時間が限られている場合などタンク内温度が変わる状況がある場合は弊社にご連絡下さい。
※ご使用にあたり確認していただく内容があります。
ーーーーー
※ 標準品は屋内設置仕様です。屋外仕様や外装カバー付きはオプション対応になります。
※ 蒸気・水の減圧弁は使用条件の範囲を超えた圧力条件の場合に設置して下さい。
※ ユニットの温水供給能力以上の温水使用は出来ませんので、ユニットの機種を正しく選定して下さい。
※ 直接混合式ユニットの場合、給湯先がユニットより階上の場合、給湯(還り)配管に落水防止用の電磁弁を設置して下さい。
製品情報
型式 | 仕様 | 図面ダウンロード | |
---|---|---|---|
NSQ3-20×20 |
|
||
NSQ3-25×32 |
|
||
NSQ3-40×40 |
|
||
NSQ3-50×50 |
|
||
NSQ3-65×65W |
|
型式 | 仕様 | 図面ダウンロード | |
---|---|---|---|
NET3-75 |
|
||
NET3-120 |
|
||
NET3-180 |
|
||
NET3-250 |
|
||
NET3-352 |
|
||
NET3-540 |
|
||
NET3-704 |
|
・水温+10℃~MAX90℃までの温水を安定した温度で供給できます(NETは95℃まで)
・大きな貯湯タンクが不要。必要な時に必要な温度がすぐつくれます
・圧力容器対象外の為、管理コストが低減できます
・異常高温時安全対策機能付き!停電安全対策機能付き