工場用給湯ボイラー導入事例|安定供給と省エネを両立した現場改善

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工場の給湯設備について、次のようなお悩みはありませんか。

  • 蒸気ボイラーの管理や定期検査の負担が大きい
  • 洗浄や製造工程で使う温水温度が安定しない
  • 省エネや安全面を考え、設備更新を検討している

近年、こうした課題を背景に、工場用給湯ボイラーは「蒸気式」から「給湯式」へと見直されつつあります。
必要な温度の温水を安定供給できる給湯式は、省エネや作業環境の改善につながる選択肢として注目されています。

本記事では、某食品加工工場の導入事例をもとに、ダイレオの大型セントラル給湯ユニットを採用するメリット、さらに施工時に押さえておきたい注意点までを分かりやすく解説します。
工場の給湯設備を見直したい方にとって、判断材料となる内容をお届けします。

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工場の給湯設備は、使用用途や必要温度、運用体制によって最適なシステムが大きく異なるので、設計段階から専門会社に相談することが重要です。
ダイレオでは、工場用給湯ボイラーや大型セントラル給湯ユニットについて、設備選定・システム設計・施工時の注意点までを見据えた提案を行っています。

現場条件に合わせた最適な給湯設備を検討したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

紺田眞二 東京支店長 兼 営業部部長

株式会社ダイレオの企画開発部に新卒で入社し、温浴設備に関わる商品の開発・設計に携わりました。
その後、営業部に異動し、温浴施設やホテル・旅館向けの商品を中心に、設計事務所・建設会社・設備会社など多くの取引先に対して、温浴設備やシステムの提案・導入を行ってまいりました。
保有資格:建築設備士/1級管工事施工管理技士/給水装置工事主任技術者/2級福祉住環境コーディネーターなど

目次

工場用給湯ボイラーの導入事例が注目される背景

工場における給湯ボイラーは、単に温水を供給するための設備ではありません。

製造工程や洗浄作業、衛生管理、さらには作業者の作業環境まで、さまざまな場面に関わる重要なインフラです。

そのため、給湯や温水の供給が不安定になると、生産効率の低下や品質リスク、安全面への不安につながります。

近年は、こうしたリスクを未然に防ぐ手段として、工場用の給湯ボイラーが注目されています。

蒸気式から給湯式ボイラーへの切り替えが増えている理由

これまで、食品加工工場(そして多くの製造現場)では、ボイラーといえば「蒸気」(スチーム)」式がメジャーでした。
しかし、蒸気式のボイラーを使うことで、以下の点が問題視されるようになりました。

  • 必ずしも蒸気の100℃が必須ではなく、60〜80℃のお湯で足りることが多い。その上で蒸気を作ると、本来不必要なエネルギーを使ってしまう。
  • 「ボイラー技士」の常駐や厳しい定期検査が義務付けられている。しかし、人手不足の現代では大きな負担になる。
  • 24時間蒸気を供給し続けるスタイルは、CO2排出量が非常に多く、環境面で問題がある。

この3点を解決するために、工場のボイラーは蒸気式から給湯式へ切り替わりつつあるのです。
給湯式に切り替えることによるメリットは、次の通りです。

  • 「必要な温度」への最適化(省エネ・コスト削減)ができる
  • 「必要な温度」が安定して使えることにより、効率的な洗浄・殺菌が可能
  • 「ボイラー技士」がいなくても運用できる
  • 蒸気の「熱」が作業環境から無くなり、従業員の安全が確保できる

これまで、蒸気式はあらゆる場面で役に立つので、工場の現場で重宝されてきました。
しかし現在は、「必要な場所に、必要な温度の水を」という効率重視の考え方にシフトしつつあります。その一環で、給湯式が注目されているのです。

次は、こうした背景を踏まえ、実際の某食品加工工場がどのような給湯設備を導入したのかについて紹介します。

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【導入事例】ダイレオの工場用給湯ボイラーシステム

【導入事例】ダイレオの工場用給湯ボイラーシステム

ここでは、前述の背景を踏まえ、実際にダイレオの工場用給湯ボイラーシステムを導入した事例を解説します。

クライアントは大阪府にある某食品加工工場様、採用されたのは、ダイレオの大型セントラル給湯ユニットです。

ダイレオの大型セントラル給湯ユニットとは

ダイレオの大型セントラル給湯ユニットとは(画像挿入:p233 大型セントラル給湯ユニット)

ダイレオの大型セントラル給湯ユニットは、以下の特徴があります。

  • 水温+10℃~MAX90℃までの温水を、安定した温度で供給できる
  • 大きな貯湯タンク不要 圧力容器対象外(定期検査の管理コスト低減につながる)
  • 異常高温時安全対策機能付き
  • タンク内の水位制御は電極式と圧力式どちらでもOK

さらに、タッチパネルも搭載していて、操作が簡単なことも嬉しいポイントです。

実際に導入され、どういったメリットがあったか

実際に導入され、どういったメリットがあったか(画像挿入:p28 大型セントラル給湯ユニット導入事例)

では、実際に導入した食品加工工場において、どのようなメリットがあったのか解説します。

大型セントラル給湯ユニットを導入したことで、温水を用途に応じて安定供給できるようになり、工程ごとの温度調整に手間がかからなくなりました。
温度のばらつきが減ったことで洗浄品質が安定し、作業者が都度確認や微調整を行う必要も減っています。

大きな貯湯タンクを設けずに運用できるので、タンク管理や清掃といった付帯作業が減り、設備管理の負担が軽減されています。

安全面においても、異常高温時の安全対策機能が備わっていることで、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。

タンク内の水位制御を電極式・圧力式のいずれにも対応できるため、工場の設備条件に合わせた柔軟な設計が可能だった点も評価されています。

加えて、タッチパネルによる直感的な操作により、担当者が変わっても迷わず扱えます。

こうして、ダイレオの大型セントラル給湯ユニットを導入したことで、現場全体で「扱いやすく、安心して任せられる給湯設備」へと改善されました。

次の記事では、実際に施工する上で、押さえてほしいポイントを解説します。

実際の施工のポイントを解説

ここからは、実際に工場でダイレオの大型給湯ユニットを取り付ける業者に向けた内容となります。

施工の上で、心得てほしい注意事項は以下の通りです。カタログより抜粋・簡略化しています。

1. 圧力・温度に関する安全事項

  • 耐圧性能の低い給水・給湯設備は使用しないこと
  • 温水側に減圧弁を使用している場合は、必ず設定圧力・設定温度を下げて運用すること
  • 異常高温を防ぐため、設定温度は仕様範囲内で厳守すること

高温・高圧による事故防止に直結するため、施工前に必ず確認・共有必須

2. 蒸気配管・熱源まわりの注意

  • 蒸気配管を接続する場合は、ドレン対策を必ず実施
  • 蒸気使用時は、熱源側・給湯ユニット側ともに耐熱・耐圧条件を満たしていることを確認

ドレン滞留・過熱による機器破損や事故防止のため

3. オーバーフロー配管・排水まわりの注意

  • 給湯ユニットのオーバーフロー配管は、サイズ不足にならないよう十分な口径を確保
  • 排水が詰まるとユニット内に圧力・水が滞留し、事故につながる恐れあり

見落とされやすいが、安全性に直結する施工ポイント

4. 配管施工・接続位置の注意

  • 給湯・給水配管は、施工後に必ず漏れ・逆流・滞留がないか確認
  • ユニット周辺の配管は、メンテナンスや点検ができるスペースを確保

施工直後だけでなく、運用中の安全確保のため

5. 設置場所・基礎に関する注意

  • ユニットは水平な基礎上に設置
  • 振動・傾きが生じる設置は不可
  • 周囲に可燃物・作業動線を妨げる物を置かない

転倒・振動・熱トラブル防止

6. タンク・水位制御に関する注意

  • タンク内の水位制御は
    電極式・圧力式のいずれを使用するか事前に確認
  • 施工後は必ず
    水位異常・満水・空焚き防止が正常に作動するか動作確認

空焚き・異常加熱の防止に必須

7. 試運転・引き渡し前の必須確認事項

  • 試運転時は以下を必ず確認
  • 異常高温時の安全停止が作動するか
  • 温度表示・タッチパネル操作が正常か
  • 排水・オーバーフローが正常に機能しているか
  • 異音・異臭・異常振動がある場合は運転停止

ここを省略すると重大事故につながる可能性あり

上記7つの注意事項は要点を抜粋したものです。詳細な数値や施工条件については、必ずダイレオの2024年カタログをご確認ください。

まとめ|工場用給湯ボイラー導入のカギ

工場用給湯ボイラーは、単に温水を供給する設備ではなく、生産効率や品質、安全性、さらには従業員の作業環境にも大きく影響する重要なインフラです。

今回紹介した導入事例では、ダイレオの大型セントラル給湯ユニットを採用することで、洗浄品質の安定や作業負担の軽減・コストダウン・安全性の確保・操作の簡略化につながりました。

一方で、給湯ボイラーの導入効果を最大限に引き出すためには、施工段階での安全対策や配管・排水・試運転の確認が欠かせません。設備選定から施工、運用までを一体で考えること・また、導入の経験が豊富な業者への相談が、失敗しない給湯設備導入のカギと言えるでしょう。

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監修者

紺田眞二のアバター 紺田眞二 東京支店長兼営業部部長

株式会社ダイレオの企画開発部に新卒で入社し、温浴設備に関わる商品の開発・設計に携わりました。
その後、営業部に異動し、温浴施設やホテル・旅館向けの商品を中心に、設計事務所・建設会社・設備会社など多くの取引先に対して、温浴設備やシステムの提案・導入を行ってまいりました。
保有資格:建築設備士/1級管工事施工管理技士/給水装置工事主任技術者/2級福祉住環境コーディネーターなど

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