ダイレオの高齢者施設向け施工実績と入浴設備計画を考えるヒント

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― ダイレオが関わらせていただいた施工事例のご紹介 ―

高齢者施設における入浴は、日々の生活の中で欠かせない時間の一つです。身体を清潔にするだけでなく、入居者様にとって気持ちを落ち着かせたり、楽しみを感じたりする大切なひとときでもあります。

その一方で、介護スタッフの方にとっては、入浴前の準備や温度の確認、入浴時のサポートなど、さまざまな対応が求められる業務でもあります。

そのため、高齢者施設の入浴設備には、安全性快適性だけでなく、日々の運営を無理なく続けられるかどうかという視点も求められます。

ただ、浴槽の大きさや利用人数、施設の形態によって条件はさまざまで、設備計画に悩まれるケースも少なくありません。

本記事では、ダイレオが設備面で関わらせていただいた高齢者施設の施工事例をもとに、入浴設備の計画においてどのような点が検討されてきたのかを、参考情報としてご紹介します

高齢者施設の入浴設備の検討では、以下のような点が特に重視されます。

  • 入居者の方が安心して入浴できる温度管理ができるか
  • 介護スタッフの方の作業負担を軽減できるか
  • 衛生管理や日々の運用を無理なく続けられるか

以下では、こうした視点がどのように設備選定につながっていったのかを、施工事例ごとに見ていきます。

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高齢者施設の入浴設備で大切にされる視点

高齢者施設の入浴設備で大切にされる視点

高齢者施設の入浴設備を考える際には、一般的な浴室設備とは少し異なる配慮が求められることがあります。入居者の方にとっては、湯温が急に変わらないことや、操作が分かりやすいことが安心感につながります。

また、介護スタッフの方にとっては、湯張りや温度調整に時間を取られすぎないこと入浴時間が重なっても対応しやすいことが重要になります。設備の操作が簡素で、自動化できる部分が多いほど、日々の業務負担を抑えることができます。

さらに、高齢者施設では、利用者の入れ替わりや施設形態によって、衛生管理や温度表示への配慮が必要になる場合もあります。設備そのものだけでなく、「どのように使われ、どのように管理されるか」を含めて計画されているかどうかが、安心できる入浴環境づくりにつながっていきます。

大規模特別養護老人ホームでの入浴設備計画

― 特別養護老人ホーム 三木すみれ園 様 ―

特別養護老人ホーム 三木すみれ園 様①

兵庫県三木市の自然に囲まれた住宅街に、2025年3月に開設された「特別養護老人ホーム 三木すみれ園」様、特別養護老人ホーム100床、ショートステイ20床、デイサービス40名定員に加え、居宅介護支援事業所や在宅介護支援センターを併設した複合型の高齢者施設です。

多くの方が日常的に利用される大浴室では、安定した湯温管理と安全性への配慮が設備計画の大きなテーマとなりました。そこで導入されたのが、浴槽昇温装置「おいだきくん」です。
特別養護老人ホーム 三木すみれ園 様①

おいだきくん」は浴槽のお湯を入れ替えたうえで昇温し、適温を保つための浴槽昇温装置です。

500ℓから7,000ℓまでの比較的大きな浴槽に対応しており、高齢者施設をはじめ、寄宿舎や社員寮など、さまざまな施設で採用されています。コンパクトな設計のため、浴槽近くの限られたスペースへの設置でも対応できる点も特徴です。

家庭用の追い焚きとは異なり、施設用浴槽の運用を前提に設計されており、日々の管理を行いやすくするための機能が備えられています。

設備の検討では、次のような点が意識されました。

  • 毎日浴槽水を入れ替える運用によるレジオネラ属菌対策
  • 高効率な昇温機能による燃料費の抑制
  • 冬季でもスムーズに適温まで昇温できること
  • 湯張りから温度維持までを自動化し、管理者の作業負担を軽減できること
特別養護老人ホーム 三木すみれ園 様②
特別養護老人ホーム 三木すみれ園 様③

また、カラータッチパネルを採用することで、追いだきや補給、設定温度の変更などを直感的に操作できる構成となっています。
管理人室などへの設置も可能なため、浴室まで移動せずに操作できる点も、日々の運営を考慮した設備計画につながっています。

さらに、オプションとしてデジタル温度表示器を設置することで、浴槽内の温度を目視で確認できる環境が整えられています。

高齢者専用住宅での入浴設備導入事例

― 京都府・岡山県・滋賀県 某施設 ―

高齢者専用賃貸住宅においても、入浴設備には「無理なく安全に運用できること」が求められます。京都府、岡山県、滋賀県の各施設では、浴槽昇温装置「おいだきくん(特)」を中心とした設備構成が採用されました。

いずれの施設でも、昇温熱源にはガス給湯器が使用され、補給水ユニットや循環金物などを組み合わせた構成となっています。施設規模や入浴人数に応じて、必要な機能を厳選しながら設備計画が進められました。

検討の中では、次のような点が重視されました。

  • 浴槽の湯温を安定して維持できること
  • 入浴時間が重なっても対応しやすいこと
  • 設備管理をできるだけ簡素にしたいこと

滋賀県の施設では、デジタル温度表示器に加え、ジェットバスシステム流水ノズルも導入され、入浴時の快適性にも配慮した設備計画が行われています。

高齢者専用住宅では、必要な機能を過不足なく選定することが、日々の運営を支えるポイントになります。

まとめ

ダイレオでは、レジオネラ属菌対策を意識した運用や、高齢者施設の入浴環境に配慮した温浴設備を多数取り扱っています。

運用方法や管理体制に合わせた設備選定についても、お気軽にご相談ください。

設計段階からのご相談も承ります

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監修者

紺田眞二のアバター 紺田眞二 東京支店長兼営業部部長

株式会社ダイレオの企画開発部に新卒で入社し、温浴設備に関わる商品の開発・設計に携わりました。
その後、営業部に異動し、温浴施設やホテル・旅館向けの商品を中心に、設計事務所・建設会社・設備会社など多くの取引先に対して、温浴設備やシステムの提案・導入を行ってまいりました。
保有資格:建築設備士/1級管工事施工管理技士/給水装置工事主任技術者/2級福祉住環境コーディネーターなど

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